(9) 小麦をやめなさい!

粉もの主食は1食おきならOK!


 1回の食事で粉ものが主食の場合、次回の主食は粉ものを避けましょう。また、パスタやパンなどを
 食べる場合は、野菜やスープをプラスするなどして炭水化物だけにならないように工夫しましょう。

 ご飯や麺類、パン類などの炭水化物は、「複合糖質」と呼ばれ、お菓子や果物に含まれる砂糖や果糖の「単純糖質」に比べると、吸収が遅いのが特徴です。ただし、糖類にはかわりないため、過剰摂取には注意が必要です。

 特にパンや麺類、お好み焼きの小麦粉製品は、「お茶碗一杯」などの目安があるご飯類に比べて摂取量が分かりにくくなりがちです。そのため、朝にパンを食べたら昼はご飯を主食にしたメニューにするなど、粉ものを2食続けないように調整すると糖質過多を防げます。

 また小麦粉製品は単品で食べることが多いので栄養も偏りがちです。粉もののメニューにサラダやスープをプラスしたり、メニューそのものに野菜を多く使ったものを注文したりするなど、炭水化物だけにならないような工夫をするとよいでしょう。