(1) 咀嚼の回数を意識する

煮魚よりも焼き魚、もぐもぐ10回!

焼き魚や野菜スープ、骨付き肉などよく噛まなければ呑み込めない食べ物をチョイスすることがポイント

体重が増えれば、中性脂肪やコレステロールも上がりやすくなります。そして体重管理をするうえでまずすべきは、過食を防ぐこと。そのために、咀嚼の回数を増やすことから始めてみましょう。こうすることで食べすぎのもとになる「早食い」を防ぐことができます。

 脳の食欲中枢に「満腹になった」というい信号が届くのは、食事開始から20分ほど経ってからとされています。そのため、早く食べすぎると、「満腹です」というサインが脳から届くまでに必要以上の量を食べることになってしまいます。
 目安は一口で「10回」噛むようにすることです。これ以上噛むと数えるのも大変で、顎を痛めてしまう場合もあるので、10回で十分なのです。また食べ物も、煮魚よりも焼き魚など、より咀嚼が必要なものをチョイスするとよいかもしれません。