(6) 脂身の少くない食べもの

赤身の肉皮を取った鶏肉、ラム肉を食べ


 コレステロールの値を気にしている人は、飽和脂肪酸(=動物性脂肪)を含む食材に注意しましょう。飽和脂肪酸には肝臓でコレステロールの合成を促進する作用があるため、必然的に血中のコレステロールが上り、動脈硬化を引き起こす原因となってしまいます。

 特に肉の脂身には飽和脂肪酸が多く含まれるため、できる限り控えることをお勧めします。食べる前に脂肪を分をおとすなど調理をするときにひと工夫するだけでも効果はあります。

 一方、赤身の肉には飽和脂肪酸がそれほど含まれていません。そのため、「思い切って食べたい」というときは、赤身の肉を選ぶとよいでしょう。肉質は硬めですが、赤ワインや塩麹に漬けると食感が柔らかくなります。そのほか、ラム肉は脂肪分が低いうえ、ビタミンB群などの栄養素も豊富なのでお勧めします。
 中性脂肪を落とすには、これらの食べものを意識してとり入れてみましょう